全英シニアオープン選手権は、かつてメジャー大会になる前の大会とはいえ、日本人も優勝したことがある大会なんですよ。
全米プロシニアゴルフ選手権(こちらはメジャー大会)での優勝もあり、おじさんも結構頑張っているんですね。
全英シニアオープン選手権で過去に日本人が優勝!?
全英シニアオープン選手権で、過去に日本人が優勝しているのを知ってますか?
実は2002年の大会で日本の須貝昇選手が優勝しているんです。しかし翌年の2003年からメジャー大会となったので、メジャー昇格前だったんですね。
いや、それでも海外の大会で優勝するということはすごいことですよ。メジャー昇格前も含めて、日本人が優勝した大会を見ていきますと、
まずおじさん部門は、
- 2002年の第16回全英シニアオープン選手権の須貝昇選手(メジャー前)
- 2013年の第74回全米プロシニアゴルフ選手権の井戸木鴻樹選手(メジャー制覇)
女子の部は、
- 1977年の第23回全米女子プロゴルフ選手権の樋口久子選手(メジャー制覇)
- 1984年の第8回全英女子オープンの岡本綾子選手(メジャー前)
- 1997年の第4回エビアン選手権の小林浩美選手(メジャー前)
- 2009年の第16回エビアン選手権の宮里藍選手(メジャー前)
- 2011年の第18回エビアン選手権の宮里藍選手(メジャー前)
- 2019年の第43回全英女子オープンの渋野日向子選手(メジャー制覇)
と、おじさんと女子は頑張ってるんですよね。ぜひ、青年部門(レギュラーツアー)も頑張ってほしいものですね。
そんな全英シニアオープン選手権とはどんな大会なのでしょうか?
全英シニアオープン選手権ってどんな大会?
全英シニアオープン選手権は1987年より始まった大会。全英オープンの翌週の毎年7月に開催。
主催はR&A(Royal and Ancient Golf Club of St Andrews)です。ゴルフ発祥の地と言われているイギリスのスコットランドに本部のある団体ですね。
1992年からヨーロピアンシニアツアーに加わり、2003年からはアメリカのチャンピオンズツアー(シニアツアー)のメジャー大会のひとつとなっています。
賞金総額が、200万ドル(2020年現在)となっています。
ではそんな全英シニアオープン選手権が開催されるコースを見ていきましょう。
全英シニアオープン選手権の開催コースを紹介
全英シニアオープン選手権の開催コースは、毎年開催場所を変えて行われています。
2020年の開催コースは、イングランド(Sunningdale, Berkshire, England)にあります、サニングデールゴルフクラブ(Sunningdale Golf Club )になります。
このコースの開場が1901年。かなり古いですね。100年以上の歴史があるんですね。
コースにはヒースという植物が広がっています。このヒースというのはイギリス特有のものなんでしょうね。全英オープンの中継を見ていても、度々耳にします。
その他様々な木々が周りを囲んでおり、飛距離だけではなく、正しい戦略が求められるコースと言えると思います。
バンカーも巧みに配置されており、その数はなんとおよそ100!もあり、このバンカーの攻略もポイントになるでしょうね。
サニングデールゴルフクラブ
サニングデールゴルフクラブ
(Sunningdale Golf Club )
OUT 3,179Yards Par35
IN 3,448Yards Par35
TOTAL 6,627Yards Par70
出典 : ShotNavi
1H 492Yards Par5
フェアウェイが右から左に傾斜しているパー5。ロングヒッターなら2オン可能。グリーンの傾斜に注意。
出典 : ShotNavi
2H 489Yards Par4
少し左ドッグレッグのパー4。グリーンは傾斜がきつく、バンカーにも注意。
出典 : ShotNavi
3H 318Yards Par4
距離の短いパー4。右サイドのバンカーが数多く配置されている。
出典 : ShotNavi
4H 156Yards Par3
砲台グリーンのパー3。正確なショットが要求される。クラブ選択が重要。グリーンは奥から手前に傾斜している。
出典 : ShotNavi
5H 419Yards Par4
打ち下ろしになるパー4。右サイドにあるバンカー、ウォーターハザードに注意。アプローチ難しい。
出典 : ShotNavi
6H 433Yards Par4
フェアウェイをヒースが横切るパー4。グリーンは奥からの傾斜がきつい。
出典 : ShotNavi
7H 406Yards Par4 393
ティーショットがブラインドになるパー4。フェアウェイは波打っている。グリーンは2段グリーンになっている。
出典 : ShotNavi
8H 193Yards Par3
少し打ち下ろしになるパー3。グリーンは大きいが左から右に傾斜している。
出典 : ShotNavi
9H 273Yards Par4
距離のないパー4。フェアウェイとグリーンサイドにあるバンカーに注意。
出典 : ShotNavi
10H 475Yards Par4
打ち下ろしになるパー4。フェアウェイ真ん中にあるバンカーに注意。
出典 : ShotNavi
11H 322Yards Par4
ティーショットからブラインドになるパー4。フェアウェイ必須のホール
出典 : ShotNavi
12H 442Yards Par4
緩やかな左曲がりのパー4。セカンドからは打ち上げになる。
出典 : ShotNavi
13H 185Yards Par3
打ち下ろしになるパー3。グリーンは傾斜がきつい。
出典 : ShotNavi
14H 503Yards Par5
フェアウェイをバンカーが横切るパー5。グリーンは微妙な傾斜があり難しい。
出典 : ShotNavi
15H 239Yards Par3
距離の長いパー3。花道は比較的広い。
出典 : ShotNavi
16H 434Yards Par4
フェアウェイにバンカーでの囲いがあるパー4。グリーン上のパットも優しくはない。
出典 : ShotNavi
17H 425Yards Par4
やや右ドッグレッグのパー4。ティーからは見えない右の2つのバンカーに注意。グリーンは左からの傾斜がきつい。
出典 : ShotNavi
18H 423Yards Pa4
やや右ドッグレッグのパー4。グリーン奥に見えるクラブハウスがショットのいい目印になっているホール。
グリーンの配置が特徴的なコースですね。コースマネジメントをしっかり頭に叩き込んでおかないとコースの罠にハマりそうです。
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まとめ
メジャー昇格前とはいえ、日本人が優勝していたんですね。おじさんたち頑張っていますね。若者たちも続いてほしいですね。
- 全英シニアオープン選手権の2002年第16回大会で日本の須貝昇選手が優勝している。しかし、2003年からメジャー昇格となったので、メジャー前の大会ということになる。2020年4月現在、シニアと女子では日本人がメジャー大会に優勝しているが、レギュラーツアーでの優勝はまだない。
- 全英シニアオープン選手権の第1回は1987年。全英オープンの翌週の毎年7月に開催。主催はR&A。1992年からヨーロピアンシニアツアー、2003年からはアメリカのチャンピオンズツアー(シニアツアー)となる。この年からメジャー大会のひとつとなっている。賞金総額が、200万ドル(2020年現在)となっている。
- 全英シニアオープン選手権の開催コースは、毎年開催場所を変えて行われている。。2020年の開催コースは、イングランドにあるサニングデールゴルフクラブ)です。
おじさんも活躍しているシニアの大会。あまり注目されることはないですが、興味を持って見てみると面白いですね。
わたしも同年代なのでクラブ選択やコースの攻め方など、参考になる点が大いにあるなあと感じた次第です。