目土ってなんのこと?
目土なんて、聞いたことも教えられたこともありませんでした。だからどんなものなのか、何を意味するものなのか?状態でした。
ゴルフを経験する中で、ようやくボールを打った後にできるディボットあと(クラブで芝を削ったあと)を、砂で埋める行為のことだと、知ったんです。
もちろん、全てのショットで目土が必要になることはありませんが、これまでラウンドしてきて、目土をしているゴルファーに出会ったことはありません。
目土はマナーだとか、エチケットだとか言われているようですが、実際に行っている人ってどのくらいの割合でいるのでしょうか?
ゴルフのレベルに関係なく、いや、特に初心者なんて、ダフって穴をあけることが多いはずですし、目土はより必要になると思っています。
わたしの周りだけかもしれませんが、きちんと目土をして、気持ちよくラウンドできたらいいと思っています。
目土って、そもそも何?
目土って言葉を聞いたことがあるでしょうか?
目土とは簡単に言えば、スウィングした時にできたディボット跡(ターフを取った後にできる窪み)に砂を撒くことです。
100切りレベルでは、綺麗にターフが取れるスウィングは出来ないでしょうが、、ダフった時のことを思い出してください(笑)
地面が掘れて、芝が無残にも削り取られてしまいますよね。その箇所に砂を入れて修理することと考えれば分かりやすいかなと思います。
これは穴を塞ぐ意味もありますが、一番は芝の修復なんですね。
そのままの状態だと芝は枯れてしまいます。砂を入れて乾燥を防いで、芝の成長をうながす効果があります。
そのための目土なんです。
しかしあまり馴染みのない言葉だと思います。馴染みがない、教えてくれる人もいない、知らないという人も多いと思います。
知っている人でも、目土をやっているゴルファーってほとんどいないのではないでしょうか?
わたしも今までひとりも見たことがありません。
目土はゴルフをする上での、マナーのひとつだと思いますが、なかなかというかわたしの感覚では100%いや、100%は言い過ぎかもしれませんが、ほぼ守られていないと感じています。
目土が一般ゴルファーに浸透しない理由
目土がマナーと言われても、ゴルフ場自体が目土に関して、あまり熱心じゃないように感じています。
ゴルフ場から目土をするように言われたこともないですし(あくまでもこれは全てのゴルフ場の事ではなくて、わたしが今まで行ったことのあるゴルフ場という事です)、知らないゴルファーの方が多い気がしています。
もしくは、目土はキャディやゴルフ場の仕事で、プレーヤーがすることではないと思っている。
知っていても、単にめんどくさい。
しなくても注意する人がいない。
しない方が当たり前で、逆に目土をすると目立って「何してるの?」と珍しがられる。
といったようなところじゃないかと思っています。
ゴルフをする上でのマナーであり、ゴルフ場にとっても必要なことならば、もっとゴルファーにアピールするなりすればいいように思います。
ジュニアの大会みたいに目土袋を持参しないとプレー出来ないようにするとか、と考えてみるけどなかなか難しい面もあるのかなと感じています。
あとはひとりひとりのゴルファーの良心で、目土はゴルフをする上での最低限のマナーであるという自覚を、持つことしかないのかもしれませんね。
目土はプロはしなくていいの?
ゴルフのテレビ中継を見ていても、プロが目土をしている場面って見たことがありますか?
海外の試合では、草鞋のようなターフを元に戻す行為は見たことはあります。
ちなみに日本では芝の種類が違うので、海外のようなターフの取れ方はしなくて、芝が塊ではなくバラバラになります。もちろん、全てのコースというわけではなく、日本でも洋芝のコースはあります。
さてプロは目土をしているのでしょうか?
プロ自体はしてなくても、テレビに映っていないだけであとでキャディがやっているんでしょ!。とわたしは思っていました。
しかし、プロは目土をするとライの難易度が変化してしまうのでやらないのだそう。
ライの難易度?と思ってしまいますが、砂を入れることでいわば小さいバンカーが出来るのだそう。
打ちやすいのは、砂の上のボールではなく、ディボット跡そのままの状態だそう?
そうなんですか?プロのみなさん? わたしからしたら逆のような気がしますが、プロとしては違うんでしょうね。
ですから、プロは目土をしなくていいのではなく、あえてしていないということなんですね。
もちろん、試合が終わったあとは、ゴルフ場がきちんと翌日の試合に向けて、コースは手入れされます。そういったこともあって、わざわざ目土までしないのかなとも思っています。
これはいいのか、悪いのか、よく分かりませんが、プロがやってないんだから、アマチュアが目土をする必要はないと考える人もいるような気がします。
タイトリストの目土袋
目土はどうやればいいの?
プロは目土をしていない!
なんて衝撃的な内容でしたが、とはいっても、プロがやっていないんだったらやらなくていいということにはならないので、われわれはしっかり目土をやりましょう。
カートから自分の打つボールのところに行くときに、クラブを2~3本と目土袋を持っていく。
打ち終わった跡、目土が必要であれば目土をする。余裕があれば、他の場所に目土をする。
この目土ですが、削り取られた芝の上に砂を撒いて、足で踏んでならす。ただこれだけです。何も難しいことはありません。
まあ、めんどくさいのでしょうね。その気持ちはわかります。そして、わざわざ目土袋を持っていかないといけないということもあって、ダブルでめんどくさいのでしょう。
今まで目土をやる習慣がなかったのならば、これを機会にやってみては、いかがでしょう!
目土袋はカートにはひとつありますので、それを使うこともできますが、できればmy目土袋、myスコップを持ちましょう!
自分のであれば、誰にも気を使うことなく、いつでもどこにでも持っていけますよ。目土袋が嫌な方は、ボトルタイプもありますので、好みで選んでみてください。
目土の仕方については、動画を見てもらえればイメージがわくと思いますので、ぜひ確認してみてください。
まとめ
目土に関してはまだまだやっているゴルファー少ないと感じています。
でもやはりマナーとして当たり前の行為として、ひとりひとりが気を付けてやっていってほしいなと願っております。
- 目土はターフを取った後にできるディボット跡を修復する行為。その窪みの補修と芝の再生をうながすという目的がある。
- 一般ゴルファーで目土をしている人は現状少ない。それぞれ理由があるかもしれないが、ゴルフをする上でのマナーとして定着してもらいたい。
- プロゴルファーは、目土することによってライの難易度が変わるため、あえてしないのだそう。これは、ゴルフで飯を食っているプロならではの意見かも。
目土は、ディボット後に砂を入れて、あとは足で踏んでならすだけ。
スムーズに目土出来るように、my目土袋を持ちましょうね。
いつでも、気持ちよくラウンドできるように、習慣づけたいものですね。