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マスターズ!コースの知識が魅力倍増!パー3コンテストって?

ゴルフ好きなら誰もが待ち遠しいマスターズ。知らない人はいないですよね。わたしも楽しみです。

ではなぜこの大会がこんなにも注目されて、盛り上がりを見せるのでしょうか?


今まで意外と知らなかったこと、思い込んでいたことなどがあるかもしれません。

そんなマスターズをより興味を持って、面白く観戦できるようになればいいなと思っています。

マスターズとはどういう大会?

まずはマスターズについて、ゴルフファンなら注目しない人なんていない大会ですが、基本的なことから始めます。


マスターズは、アメリカジョージア州(Washington Rd, Augusta, Georgia) のオーガスタナショナルゴルフクラブAugusta National Golf Clubで、毎年4月第1週に開催されているゴルフのメジャー大会のひとつになります。


1934年に第1回大会が開催。


メジャー大会の中で、唯一開催コースが変わらないんですね。


出場選手も選ばれし者しか出場できず、観客はパトロンと呼ばれ、ゴルフの祭典として親しまれています。


わたしも毎年楽しみで仕方ありません。さて、今回はどんなドラマが生まれるのでしょうか?


日本人にもいつかは勝ってもらいたいですね。

マスターズってどこが魅力なの?

ゴルフの祭典として親しまれているマスターズですが、では改めて何がそんなに魅力なのでしょうか?


世界から選ばれた者たちが一堂に競う大会だから?


確かに他のメジャーに比べたら参加資格は厳しいと言えますね。


ただそれだけなの?他の魅力は何があるのでしょうか?


美しく、毎年変わらないコースにも惹かれますね。


見ている方としましては、いつかは現地で生で観戦したいと思いますし、何か特別感を感じてしまうんですよね、マスターズは。


ガラスのグリーンと言われるとても早いグリーンや、魔女が棲(す)むとも言われていますね。


アーメンコーナー(ショットした後は神のみぞ知る)と名付けられた(11番12番13番)名物ホールもありますし、そんなところも興味が湧くポイントではないですかね。


また世界のトッププロですら、オーバーパーで予選落ちしたり、大叩きをしたり、何が起こるかわからないところも面白いところでしょうね。

マスターズのコースって難しいの?

大叩きの話しが出てきましたので、少し例をあげてみますね。

  • 2016年 初日 A・エルス 1番ホールで9打
    3打目のアプローチを60cmに寄せたが、そこからカップインまで6打を要し、トータル9打 。

  • 2016年 最終日 J・スピース 12番ホールで7打
    1打目をクリーク。3打目をダフリ再びクリークへ。5打目はグリーン奥のバンカー。6オン1パットの7打。

  • 2017年 初日 J・スピース 15番ホールで9打
    3打目を池。5打目グリーンオーバー、6打目のアプローチはショート。そこから3打で、トータル9打。

  • 2018年 初日 S・ガルシア 15番ホールで13打
    2打目を池に入れ、その後4打目、6打目、8打目、10打目と5連続で池に入れ、12打目でようやくグリーンオン。1パットでこのホール13打。

  • 2020年 最終日 T・ウッズ 12番ホールで10打
    1打目を手前のクリーク。3打目も同じクリークに。5打目をグリーン奥のバンカー。6打目はグリーンオーバーしてクリークへ。8オン2パットの10打。しかしその後、13番ホールからの残り6ホールで、上がり4連続を含む5バーディーを奪う。

などなど、このような信じられないことが起こるのが、マスターズなんです。


そんなマスターズが開催されるのが、オーガスタナショナルゴルフクラブというところ。


7435ヤードのパー72です。
ホール全てにすべて花や樹木の名前がついているんですよ。


グリーンが早いのが有名ですね。フェアウェイのアンジュレーション、気まぐれな風、グリーンの傾斜、ピンポジションによる難易度の変化など、様々な要素が入り混じって、ハラハラドキドキ感を感じさせてくれていると思います。


コースを知れば面白さも倍増しますので、コースの予備知識を入れて、マスターズを観戦することをオススメします。


マスターズ開催時に楽しいイベントもやっているんですよ。ご存知でしたか?

マスターズのパー3コンテンストってよく聞くけど何?

マスターズの時期にニュースなどで、パー3コンテストの映像とかを見たことありませんか?


このパー3コンテストって、パー3のホール1ホールのみで競うゲームだと、てっきりそうだと思い込んでいましたが、実は違っていたんです。


え?わたしだけ?


このパー3コンテストとは、マスターズ開催の前日に、本コースに隣接するショートコース(9ホールパー27)にて毎年恒例となっているイベントなんです。


つまり、全てパー3のホールが9ホールあるということです。


その9ホールを回って競うゲームだったんですね。


そして選手の家族や友人などが、マスターズのキャディーが着る白いつなぎと緑の帽子を着て、キャディーをすることができるんです。


また最終ホールでは、ショットやパットを打つことが出来、貴重な体験ができると人気なんですね。確かにそうですよね。


誰か私の知り合いでマスターズに出る人がいないものかなあと、儚い夢をみるわたし(笑)


この夢が叶わなくても、いつかはパトロンになりたい。しかしこの夢も幻に終わってしまいそう•••。


またこのパー3コンテストの優勝者はマスターズで優勝できないというジンクスがあるんですよ。この辺も面白いですね。

*2021年のパー3コンテストは、2020年に引き続き、中止となりました。今回で史上3度目の中止となります。


それでは、マスターズの開催されるコースについて見ていきましょうか?

マスターズ開催コースを知ってより面白く見よう!

ゴルフは、ゴルフコースをある程度頭に入れて観戦すると、より満足度が違ってきます。


トッププロの凄さに驚いたり、使用するゴルフクラブにびっくりしたり。


われわれアマチュアには到底真似できないですが、トッププロといえど、先ほどの大叩きみたいなこともありますし、ほんと何が起こるか分からないのがマスターズなんですよね。


そんなマスターズが開催される、オーガスタナショナルゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)を紹介します。

オーガスタナショナルゴルフクラブ


オーガスタナショナルゴルフクラブ
(Augusta National Golf Club)


OUT 3,765Yards Par36
IN 3,710Yards Par36

TOTAL 7,475Yards Par72

オーガスタナショナルゴルフクラブ 1番ホール


出典 : ShotNavi

1H 445Yards Par4
(Tea Olive)

緩やかな右ドックレッグのパー4。右サイドのフェアウェイバンカーを超えるには、300ヤードを超えるティーショットが必要。このバンカーを警戒し左サイドの林に入れるケースも見られる。バンカー手前に刻んでくるプレーヤーもいる。セカンドからはやや打ち上げとなり、グリーンは起伏があり、砲台状になっている。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 2番ホール




出典 : ShotNavi

2H 575Yards Par
(Pink Dogwood)

左ドッグレッグの打ち下ろしのパー5。オーガスタでは最長のホール。コース全体が右下がりなので、ドローボールが有利(右利きの場合)右サイドのバンカーまで約300ヤード。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 3番ホール



出典 : ShotNavi

3H 350Yards Par
(Flowering Peach)

350ヤードの短いパー4。左サイドのフェアウェイバンカー群まで229ヤード。グリーンは右から強い傾斜がある。ドライバーでバンカー越えを狙うのか、バンカー手前に刻むのか、ティーショットのクラブ選択が興味深い。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 4番ホール



出典 : ShotNavi

4H 240Yards Par
(Flowering Crab Apple)

打ち下ろしながら、もっとも長いパー3。グリーン奥から傾斜がきつい。グリーン左サイドと手前にあるバンカーにも要注意!林に囲まれていて風も読みにくくなっている。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 5番ホール




出典 : ShotNavi


5H 495Yards Par
(Magnolia)

左ドッグレッグのパー4。フェアウェイ左の深いバンカーまで275ヤード。グリーンは2段で奥からの傾斜がきつい。455ヤードから495ヤードに40ヤード伸びて難易度UP。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 6番ホール




出典 : ShotNavi

6H 180Yards Par3
( Juniper)

打ち下ろしのパー3。グリーンが強い段差のため、狙い所の正確性が必要。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 7番ホール




出典 : ShotNavi

7H 450Yards Par
(Pampas)

まっすぐなパー4。フェアウェイは狭く、左か右へ傾斜がある。セカンドからはやや打ち上げになり、正確な距離感が要求される。グリーンは5つのバンカーに囲まれている。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 8番ホール



出典 : ShotNavi

8H 570Yards Par
(Yellow Jasmine)

打ち上げのパー5。フェアウェイ右サイドのバンカーと左サイドに張り出した林が攻略のポイント。セカンド地点からはピン位置が見えない。グリーン周りにはバンカーはないが、左右をマウント群に囲まれている。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 1番ホールオーガスタナショナルゴルフクラブ 9番ホール


出典 : ShotNavi

9H 460Yards Par
(Carolina Cherry)

左ドッグレッグのパー4。ティーショットを左の林に打ち込む選手も多い。細長い3段グリーンの攻略が見どころ。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 10番ホール




出典 : ShotNavi

10H 495Yards Par4
 (Camellia)

打ち下ろしのパー4。ティーショットは、ホールなりにドローボールが必要。フェアウェイは右から左の傾斜。グリーン手前60ヤード付近に大きなバンカーがあるため、距離感が掴みにくい。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 11番ホール


出典 : ShotNavi

11H 505Yards Par
(White Dogwood)

アーメンコーナー最初のホールは、500ヤード越えのパー4。グリーン左に池、奥にクリークがあり、グリーンも池に向かって傾斜がある。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 12番ホール




出典 : ShotNavi

12H 155Yards Par
(Golden Bell)

アーメンコーナー2つ目は、距離の短いパー3。奥行きの短い横長のグリーン。前後のバンカーと手前にクリークがある。距離は短いが、風の読みが難しく、小さいグリーンと、クリークへの傾斜があり、選手たちを苦しめる。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 13番ホール

 



出典 : ShotNavi

13H 510Yards Par
(Azalea)

アーメンコーナーの最後は、左ドッグレッグのパー5。フェアウェイ左サイドからグリーン手前にかけてクリークがある。フェアウェイは右から左への傾斜のため、セカンドショットはつま先上がりとなる。グリーン奥にこぼすと、クリークへの強い傾斜が待っている。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 14番ホール



出典 : ShotNavi

14H 440Yards Par
(Chinese Fir)

緩やかな左ドッグレッグのパー4。唯一バンカーのないホール。フェアウェイは右への傾斜のため、セカンドはつま先下りとなる。グリーン奥は左から右、手前が強い下り傾斜がある。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 15番ホール


出典 : ShotNavi

15H 530Yards Par
(Firethorn)

グリーンの前後に池があるパー5。フェアウェイ左サイドのせり出した林は避けたいところ。グリーンは池に向かって傾斜があり、難しい。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 16番ホール



出典 : ShotNavi

16H 170Yards Par
(Redbud)

グリーンの手前に大きな池があるパー3。グリーンは右から左への傾斜がきつく、この傾斜をうまく利用するのがポイント。練習ラウンドで見せる水切りショットはこのホール。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 17番ホール



出典 : ShotNavi

17H 440Yards Par
(Nandina)

まっすぐなパー4。グリーン手前にバンカーがあり、グリーン中央が高く、大きなうねりがあり難しい。

オーガスタナショナルゴルフクラブ 18番ホール



出典 : ShotNavi

18H 465Yards Par
(Holly)

2つ目の右ドッグレッグのホール。打ち上げていくホール。フェアウェイ両サイドにそびえる木々が特徴。またフェアウェイ左サイドのバンカーが曲者。そして、2段グリーンが待ち構えている。



世界のゴルフ場 オーガスタナショナルゴルフクラブ Augusta National Golf Club




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まとめ

マスターズいかがでしたか?毎年楽しみでしょうがないですね。日本人の活躍も期待したいし、どんなドラマが待っているのか、興味が尽きないですね。

  • マスターズは、アメリカジョージア州オーガスタナショナルゴルフクラブで毎年4月に開催される、ゴルフメジャー大会の一つ。メジャー大会でこの大会のみ、開催されるゴルフコースが変わらない。

  • マスターズは、選ばれし者たちが競う大会。速いグリーンやコースには魔物が棲むとも言われ、名物のアーメンコーナーと呼ばれる(11番12番13番)ホールもあり、トッププロといえど、何が起こるかわからないところが魅力だと言える。

  • マスターズでは、世界のトッププロでさえ、簡単に大叩きしてしまう場面に出くわす。一筋縄ではいかない、気の抜けないコースと言える。

  • パー3コンテストとは、マスターズ前日に本コースに隣接するショートコース(9ホールパー27)にて行われるイベント。パー3コンテスト優勝者は、マスターズで優勝できないというジンクスがある。

  • ゴルフ観戦は、ゴルフコースを知って入れば、見方も変わります。興味のあるホールだけでも覚えておけば観戦時の面白さは倍増します。

年に1回の大イベント。楽しみですね。今回はどんなドラマが待っているのでしょう。世界のトッププロのプレーをハラハラドキドキしながら、楽しみましょうね。

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