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ANAインスピレーションはどんな大会?女子メジャー!?

お知らせ
米国女子ツアー(LPGA)は20日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、2020年4月2日から4月5日に開催予定の海外メジャー「ANAインスピレーション」(カリフォルニア州・ミッションヒルズCC)を9月10日から13日までの日程で開催すると発表がありました。

ANAインスピレーション(ANA Inspiration)って聞いても、あまりぱっとしないんだけど、どんな大会なの?大会の名前が前は違っていたと思うんだけどどうして?過去に問題があったそうだけどどうなった?開催コースが有名って聞いたけど何が有名なの?

ANAインスピレーション(ANA Inspiration)ってどんな大会?

スポンサーは日本の全日本空輸(ANA)で、2020年の大会で第49回目になります。


第1回大会は、1972年。開催コースは毎年同じで、アメリカ合衆国カリフォルニア州ランチョ・ミラージュ(Rancho Mirage, California, U.S.)のミッションヒルズカントリークラブ ダイナショアトーナメントコース(mission hills country club dinah shore tournament course)です。


毎年3月終わりから4月あたりに開催され、女子メジャートーナメントの初戦になります。


同じ時期に男子のメジャー大会マスターズも開催され、開催コースも同じで変わらないという理由もあり、女性版マスターズとも言われています。


第1回大会は1972年ですが、メジャーに昇格したのは、1983年の第12回大会からになります。


この大会の特徴は、優勝者が18番のグリーン横の池『Poppie’s Pond(ポピー池)』へ、ダイブすることなんです。


そしてその濡れた体を日本のブランド『今治タオル』のバスロープでくるんで、トロフィーを掲げるというのが、恒例となっています。


さて、今回はどんなドラマが待っているのでしょうか?

ANAインスピレーションって前は違った名前だったと思うけど?

第1回大会は1972年。その時の大会名は、『コルゲートダイナショアウィナーズサークル』。


1981年には『コルゲートダイナショア』となり、1982年は『ナビスコダイナショアインビテーショナル』。


メジャー昇格となった1983年からは、『ナビスコダイナショア』。


そして、2000年から『ナビスコ選手権』。


2002年から、『クラフトナビスコ選手権』。


2015年から現在の『ANAインスピレーション』となっています。


大会スポンサーの関係で大会名も変更されてきています。


全英女子オープンもそうですね。全英女子オープンという部分は変わりませんが、スポンサー名がつけられて呼ばれてますからね。


でも見る方とすればややこしいんですけどね。次々と名前を変えられたんじゃわけ分からなくなりますよね。


でもANAインスピレーションといえば、印象に残っている出来事があります。

ANAインスピレーションといえばあの問題のシーンが思い出される

ANAインスピレーションの問題のシーンといえば、2017年のANAインスピレーション3日目17番ホールのこと。


レキシー・トンプソンがグリーン上で、ボールをマークして拾い上げ、置き直した場面。


この場面を見た視聴者からの指摘で、レキシーは4打罰を科されることとなったんです。


どういうことかと言いますと、この3日目はそのまま終了。


あくる日4日目の最終日の12番ホール終了後に、競技委員から前日のボールを置き直した位置がおかしいということで、『誤所からのプレー』で2打罰、3日目終了時の『スコア誤記(過少申告)』で2打罰の計4打罰を告げられたんです。


本人はその時、首位でメジャーを戦っている最中に、いきなり昨日のプレーがおかしいって4打罰だなんて、ひどすぎませんか?


その後涙を流しながら、それでも最後までプレーし、18番で首位に追いつき、プレーオフまで持っていったんです。でも気力はそこで力尽きたのか、惜しくもプレーオフで敗れてしまいました。


同じ男子プロからも、レキシー・トンプソンを擁護するコメントが多く寄せられました。


この問題についてその後、トンプソンルールと呼ばれる、視聴者からの指摘は受け付けないことが新たにルールとして加わりました。


みなさんはどう感じられたでしょうか?

Prudential Up To The Challenge Lexi Thompson 2017 ANA Inspiration

ANAインスピレーションの開催コースを紹介

ここで、開催コースを紹介します。


この大会は第1回大会から、アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ランチョミラージュ(Rancho Mirage, California, U.S.)のミッションヒルズカントリークラブ ダイナショアトーナメントコース(mission hills country club dinah shore tournament course)で開催されています。


男子のマスターズ同様、開催コースが毎年変わらないんですね。

ミッションヒルズカントリークラブ ダイナショアトーナメントコース


ミッションヒルズカントリークラブ ダイナショアトーナメントコース
(mission hills country club dinah shore tournament course)


OUT 3,369Yards Par36
IN 3,430Yards Par36

TOTOAL 6,799Yards Par72

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 1番ホール


出典 : ShotNavi

1H 377Yards Par4

グリーン周りの3つのバンカーが特徴のパー4。グリーンは細長く、難しいピン位置が多い。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 2番ホール


出典 : ShotNavi

2H 517Yards Par5

距離のあるパー5。少し左にドッグレッグしている。バーディーが欲しいホール。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 3番ホール


出典 : ShotNavi

3H 420Yards Par4

フェアウェイが上り傾斜になっているホールパー4。ティーショットの落としどころが狭い。難易度の高いホール。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 4番ホール


出典 : ShotNavi

4H 380Yards Par4

少し右にドッグレッグしているパー4。打ち上げのグリーンで、距離感が掴みにくい。グリーンは3つのバンカーに囲まれている。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 5番ホール



出典 : ShotNavi

5H 182Yards Par3

池越えになるパー3。グリーンは2段グリーン。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 6番ホール



出典 : ShotNavi

6H 391Yards Par4

左ドッグレッグのパー4。果敢に池と椰子の木を越すか、 安全に右サイドから攻めるかが見所。グリーンは奥から手前に大きく下っている。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 7番ホール




出典 : ShotNavi

7H 395Yards Par4

左ドッグレッグのパー4。ティーショットはフェアウェイの左サイドが理想。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 8番ホール


出典 : ShotNavi

8H 169Yards Par3

砲台グリーンのパー3。グリーン手前左右にバンカーがある。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 9番ホール




出典 : ShotNavi

9H 538Yards Par5

左ドッグレッグのパー5。前半では最も長いホールとなる。グリーン上には微妙なアンジュレーションが難しい。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 10番ホール


出典 : ShotNavi

10H 388Yards Par4

フェアウェイが広いパー4。グリーンは縦に長い。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 11番ホール


出典 : ShotNavi

11H 536Yards Par5

フェアウェイが狭いパー5。ピンポジションによって、グリーン上の難易度が増します。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 12番ホール

 


出典 : ShotNavi

12H 389Yards Par4

少し左にドッグレッグしたパー4。ティーショットはフェアウェイ中央右サイドにあるバンカーは避けたい。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 13番ホール



出典 : ShotNavi

13H 424Yards Par4

難しいパー4。グリーンは2段で、ボールが止まらないことで有名。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 14番ホール



出典 : ShotNavi

14H 148Yards Par3

最も距離の短いパー3。打ち下ろしになる。グリーン周りはバンカーや池もあり、クラブ選択が重要。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 15番ホール



出典 : ShotNavi

15H 387Yards Par4

ティーショットが最も難しいと評判のパー4。フェアウェイ左サイドのバンカーと両サイドの木がティーショットを難しくしている。グリーンは砲台で、深いバンカーに囲まれている。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 16番ホール


出典 : ShotNavi

16H 418Yards Par4

最難関になることが多いパー4。右サイドの木々を避けていくことが重要。グリーンは微妙な傾斜が多くあり、読み切るのが難しい。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 17番ホール


出典 : ShotNavi

17H 179Yards Par3

ティーショットが難しいパー3。グリーン面はティーグラウンドより高く、前後には深いバンカーがある。

ダイナショアトーナメントコースミッションヒルズカントリークラブ 18番ホール



出典 : ShotNavi

18H 561Yards Par5

LPGAツアーで最も有名なパー5。2つのティーグラウンドがあり、どちらを使用するかはその日によって異なる。グリーンは浮島となっており、傾斜を読むのが難しい。 最終日には、優勝者がこのグリーン脇の『ポピー池』に飛び込むのが恒例となっている。

 

Mission Hills Dinah Shore Course

https://youtu.be/XApmqxZoeFs

ゴルフは、選手がプレーしているコースの知識がある上で観戦すると、より楽しめますよ。

まとめ

この大会は、開催コースが毎年変わらないんですね。今までメジャーといえど、正直なところ女子の大会は軽視していました。どれがメジャーの大会なのかも名前がコロコロ変わるので、よく分かっていなかったこともあります。

  • 第1回大会は1972年。2020年の大会で第49回目になる。毎年、4月初めあたりに開催される。開催コースは、ミッションヒルズカントリークラブ ダイナショアトーナメントコース。女子のメジャー初戦となる。メジャー昇格は1983年から。優勝者が18番のグリーン横の池『Poppie’s Pond(ポピー池)』へ、ダイブするのが恒例。その時使用するパスロープが、日本の今治タオルである。

  • 大会の名前がスポンサーの関係で、よく変更されている。
    1972年から1980年まで 『コルゲートダイナショアウィナーズサークル』
    1981年 『コルゲートダイナショア』
    1982年 『ナビスコダイナショアインビテーショナル』
    1983年から1999年 『ナビスコダイナショア
    2000年と2001年 『ナビスコ選手権』
    2002年から2014年 『クラフトナビスコ選手権』
    2015年から 『ANAインスピレーション』

  • 2017年大会では、視聴者からの指摘で、異例の判定で物議を醸した。

  • 毎年同じ開催コース。少しでもコースを知れば、より面白くなります。

2017年の問題のシーン、どう思われたでしょうか?

わたしは言われてみればそうかなというぐらいで、悪気があってやった行為ではないと感じました。

これで4打罰。おまけにその当日ではなく、あくる日のプレー中に告げられるなんて、なんかいまだにモヤモヤします。

今後こういった問題が起きないように(トンプソンルールは出来ましたが)、選手も疑われるような行為をしないように、競技委員も公平に判定するように、ゴルフ界がいい方向に向かうことを願います。

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