ワールドレディスチャンピオンシップは日本のメジャー初戦！

ワールドレディスチャンピオンシップって名前からして世界の大会？

日本のメジャー？
海外の選手も気軽に参加できる出場資格になっているの？
開催コースはどこでやっているの？

ワールドレディスチャンピオンシップってどんな大会？

ワールドレディスチャンピオンシップは、日本女子ゴルフのメジャー大会にひとつで、毎年5月に開催されており、メジャーの初戦になります。

メジャーに昇格したのは、2008年の第36回大会からになります。第1回大会が1973年より始まり、2020年で第48回になります。

賞金総額は1億2,000万円、優勝賞金は2,400万円（2019年現在）です。正式名称は、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ（2019年現在）となります。

このワールドレディスと大会名なんですが、その割にはそれほど海外からの選手が目立たなく感じます。普段の大会とそれほど変わりないメンバーという印象なんですよね。

ではそんな大会の気になる出場資格を見ていきましょうか？

ワールドレディスチャンピオンシップの出場資格はどうなってる？

ワールドレディスチャンピオンシップの出場資格は、以下のようになっています。

前年度12月31日時点のロレックスランキング上位50位までの者
前年度USLPGA賞金ランキング上位5位までの者
前年度LET賞金ランキング上位2位までの者
前年度KLPGA賞金ランキング第1位の者
本大会の過去3年間の優勝者
日本女子プロゴルフ選手権大会の当該年度を除く過去3年間の優勝者
LPGAツアーチャンピオンシップの当該年度を除く過去3年間の優勝者
日本女子オープンゴルフ選手権競技の当該年度を除く過去3年間の優勝者
LPGAツアー規定第14条第1項に定めるシード選手
当該年度LPGAツアー優勝者
トーナメント特別保障制度を適用し、復帰する者
前年度週番号第46週に開催されるLPGAツアーの競技終了時点の賞金ランキング51位から55位の者
前年度LPGAステップ・アップ・ツアー終了時点の賞金ランキング上位2位までの者
前年度日本女子アマチュアゴルフ選手権優勝者
前年度全米女子アマチュアゴルフ選手権優勝者
前年度韓国女子アマチュアゴルフ選手権優勝者
特別承認者
QTランキングリスト上位者

以上の資格に当てはまる120名の選手によって争われることになっています。

海外の選手が出場するには、前年度のロレックスランキング上位50名に入っていればということになりますね。海外の選手がもっと参加して、大会自体ももっと盛り上がればいいですね。

ではこの大会の開催コースを見ていきましょう！

ワールドレディスチャンピオンシップの開催コースは？

ワールドレディスチャンピオンシップの開催コースは、1973年の第1回大会から東京都稲城市にある東京よみうりカントリークラブ（男子のゴルフ日本シリーズの開催コース）で開催されていました。

2009年の第37回大会から、茨城県つくばみらい市にある茨城ゴルフ倶楽部で開催されています。

2014年の第42回大会まで西コース。2015年の第43回大会から東コース。2017年の第45回大会から西コース。2019年の第47回大会から東コースとなっています。

茨城ゴルフ倶楽部東コース

比較的フェアウェイは広くなっている、林間コースです。要所にあるバンカー、池、木に注意といったところです。

では、そんなコースを見ていきましょう！

OUT 3,310Yards Par36
IN 3,250Yards Par36

TOTAL 6,560Yards Par72

1H 505Yards Par5

ほぼまっすぐなパー5。グリーン左手前のバンカーは距離があるので注意。

2H 190Yards Par3

左サイドがOBのパー3。距離はあるが花道が広いので、グリーンを外してもアプローチでカバーできる。

3H 405Yards Par4

左ドッグレッグのパー4。ティーショットの落とし所にある左右のバンカーに注意。

4H 345Yards Par4

距離の短いパー4。花道はグリーンへ傾斜している。グリーン奥はOB。

5H 410Yards Par4

フェアウェイが右に傾斜しているパー4。グリーン奥はOB、右サイドには池がある。グリーンも傾斜や段差があり難しい。

6H 155Yards Par3

グリーンが真ん中から左右に傾斜しているパー3。グリーン左右はグラスバンカーに囲まれている。

7H 385Yards Par4

緩やかな右ドッグレッグのパー4。ティーショットを右に外すと、木が邪魔になり打ちにくくなる。

8H 400Yards Par4

フェアウェイに杉の木が3本あるパー4。木の成長によって、ティーショットが難しくなってきている。グリーンは縦に長い。

9H 515Yards Par5

ほぼまっすぐなパー5。ティーショットで小山を超えていくホール。右目からは松林がありグリーンを狙いにくくなる。グリーン手前にあるバンカーからは距離があり、難しい。

10H 385Yards Par4

距離のあるまっすぐなパー4。ティーショットは、左のバンカー、右の木を避ける必要がある。

11H 380Yards Par4

まっすぐなパー4。グリーン手前50ヤード付近にある松の木を避ける必要がある。グリーンは横の2段グリーン。

12H 400Yards Par4

左ドッグレッグのパー4。ドッグレッグ左角のバンカーに注意。グリーン手前にバンカーあり。グリーン奥はOBが近い。

13H 130Yards Par3

池越えのパー3。左サイドはOB。グリーンはバンカーに囲まれている。

14H 370Yards Par4

左ドッグレッグのパー4。ティーショットは刻むかショートカットするかの選択が必要。グリーンは手前から攻めたい。

15H 530Yards Par5

まっすぐなパー5。ティーショットは左にあるバンカーに注意。グリーンは奥行きが狭く、正確なショットが必要になる。

16H 410Yards Par4

フェアウェイセンターに松の木があるパー4。セカンドで邪魔になる可能性がある。

17H 160Yards Par3

バーディーが狙えるパー3。グリーンは比較的優しいので、ワンオンは必須。

18H 485Yards Par5

左サイドがOBのパー5。ティーショットは右のバンカーに注意。グリーン手前左には池、右からは林がせり出している。グリーンは右奥が高い2段グリーン。

それほど池がらみのコースは多くはないですが、バンカーが丁度落とし所にあり、絶妙な感じがします。

フェアウェイにある木も結構聞いてくると思いますね。コースの予備知識があると、プロのプレーを見るときも、自分がプレーするときもより楽しめますよ。

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まとめ

海外選手の参加が少なくなってきていると感じるのは、気のせいなのかちょっと気になりますね。

ワールドレディスチャンピオンシップは、日本女子ゴルフのメジャー大会にひとつ。毎年5月に開催、メジャーの初戦になります。。第1回大会が1973年より始まり、2019年が第47回大会でした。賞金総額は1億2,000万円、優勝賞金は2,400万円（2019年現在）です。
ワールドレディスチャンピオンシップが、メジャーに昇格したのは、2008年の第36回大会から。正式名称は、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ（2019年現在）となります。
ワールドレディスチャンピオンシップへは、出場資格に当てはまる120名が出場できます。
ワールドレディスチャンピオンシップの開催コースは、2009年の第37回大会から、茨城県つくばみらい市にある茨城ゴルフ倶楽部で開催されています。

2019年の大会は、渋野日向子選手が初出場で国内メジャー初優勝。初優勝がメジャー大会なんてすごいですね。

しかしその後、8月の全英女子オープンで今度は海外のメジャーで、初出場で初優勝してしまうんですから、あっぱれです。

日本人で42年ぶりの海外メジャー優勝。いやー、すごいとしか言葉が出てきませんね。

今後も活躍を期待しております。