ゴルフ-クラブ-シャフトとクラブヘッドのズレ-イラスト

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ゴルフ上達のコツはゴルフクラブとシャフトの関係にあった!

つねに止まっているボールを打つゴルフ。でもなかなか思うようにボールが打てない。まっすぐ飛ばない。まともに当たらない。

そんな悩みのある人に、まずはゴルフクラブとシャフトの関係を理解することをオススメします。


今までの悩みが解消されて、100切りも目前!?

ゴルフというものの考え方

ゴルフは、数百ヤード先のグリーン上の穴までボールを運ぶものです。そのために、最大14本のクラブを取っ替え引っ替えしながら運びます。


コース上には様々な障害物があり、高低差や傾斜などもあり、自然のスポーツですから、雨や風の影響もあります。いかに少ない打数で上がるかが勝ち負けの決め手になります。


例えば野球は、ピッチャーがバッターに対して投げるボールを、バッターは打ち返そうとします。ピッチャーはいかにバッターに打たれないように工夫しながら投げます。


バッターからすれば、どんな球種で、どんな早さで、どのコースに投げてくるのかが分からない状態で、投げられた球を打たないといけません。


ゴルフはそんなことはなくて、いつでも止まったボールを打てばいいわけです。


そう考えれば、野球のどのコースにどんなボールが投げられるのかのか分からないボールを打つということよりは、ゴルフのつねに止まっているボールを打つということが、いかに簡単かということが分かると思います。


これはあくまでも野球と比べたらの話しですが、そうは思いませんか?


でも実際ゴルフをやってみると、止まっているボールを打つだけなのに、なかなか一筋縄ではいかないんですね。では何が原因だと思いますか?

ゴルフが上達しない理由とは?

ゴルフは、止まっているボールを打つだけなのに、なかなか思うように打てない。野球と比べたら簡単なはずなのに•••。


わたしはまずはゴルフクラブにあると思っています。


また野球と比べますが、野球のバットは1本の棒ですから、バットの中心、バットの延長線上で、ボールをとらえるように振っていけばいいということが分かると思います。


ですがゴルフクラブはそうではないですよね。シャフトの中心にクラブヘッドがあるのではなく、ずれた位置にあります。


バットのように、ボールに対してシャフトの延長線上で振ればクラブヘッドのネック(ホーゼル)部分に当たります。いわゆるシャンクと同じですね。


きちんとクラブヘッドでボールをとらえるためには、スウィングした時に、ボールとシャフトがクラブヘッドの中心の分だけ、ずれていないといけないことが分かると思います。


シャフトの延長線上ではなく、クラブヘッドがシャフトより先に突き出ていますので、シャフトはボールの手前を通らないといけないということになります。


まずこのシャフトとクラブヘッドの中心のズレが、うまく打てない理由のひとつだと思っています。


上手く打てない人にとっては厄介なものですが、なかなかこのズレがゴルフを面白くしているのではないかと思うわけです。


ではこのズレをどのように克服すればいいのでしょうか?


それにはいい練習方法があります。


それはボールを置いて、クラブを逆さまに持ってスウィングしてみればいいんです。


シャフトの延長線上で振れば、シャフト(グリップの先端)がボールに当たってしまいます。ボールの手前をシャフトが通るようにスウィングしないといけません。


そうしてボールに対してどの位置にシャフトを持ってくればいいのかがわかるようになります。体に染み込むまでやってみてください。


これでシャフトとクラブヘッドのズレについて大丈夫ですかね?


では、次にいきますね。

ゴルフクラブの長さが悪影響!?

ゴルフクラブについては、シャフトとクラブヘッドのズレの話しがありましたが、もうひとつ問題点があります。


それは長さの問題です。


ゴルフのシャフトのついては、ルール上『18インチ(0.457メートル)以上、そしてパター以外のクラブは全て48インチ(1.219メートル)を超えてはならない』とあります。


ちなみに参考までに、野球のバットの長さは、『42インチ (106.7cm) 以下であること』となっています。


42インチといえば、ゴルフクラブでいえば、5番(クリーク)あたりの長さになると思います。


ゴルフクラブはシャフトとクラブヘッドのズレだけではなく、この長さも上手く打てない原因のひとつでもあるんです。


長くなればなるほど、ボールから離れないといけなくなります。だからボールをまともに打ちづらくなります。


このゴルフクラブの長さの問題も、先ほどのクラブを逆さにしてのスウィングで、ボールの手前を難なくスウィング出来るようになれば、シャフトとゴルフクラブのズレと長さと両方とも克服することが出来ると思います。


クラブ毎に感覚を掴んでください。目を閉じた状態でもできるようになればなおいいですね。

ゴルフを楽しむ準備が完了

シャフトとクラブヘッドのズレ、クラブ自体の長さについての問題をクリアできると初めて、ゴルフを楽しめる準備が整った状態になると思います。はじめの一歩ですね。


まずはシャフトとクラブヘッドのズレに慣れることですね。


先ほどのクラブを逆さに持っての素振り。これで大丈夫だと思います。長いクラブに変えてもできるようになると、長さの問題も同時に解決します。


ボールとクラブの関係を体が覚えるまで、しっかり繰り返しやってみてください。


もし途中で調子が悪くなった時にも、クラブを逆さにしての素振りで確認してみるといいと思います。


わたしはこのシャフトとクラブヘッドのズレが、ゴルフの難しいところであり、面白いところだと思っています。

まとめ

止まっているボールを打つだけなのに、なんで上手く打てないんだろう?なんでプロはあんなに簡単にボールに当てられるのだろう?おかしいなあ???

何が違うんだろう?どこが悪いんだろう?ゴルフって難しいって思ってました。

そもそもゴルフクラブとシャフトの関係を理解することが必要だったんですね。

  • ゴルフとは、数百ヤード先のグリーン上の穴までゴルフクラブでボールを打って、運んでいくのである。打つボールはつねに止まったボールということである。

  • 上手く打てないのは、ゴルフクラブのシャフトの延長線上にクラブヘッドがあるのではなく、シャフトの中心からズレた位置にクラブヘッドがあるということ。これをまず理解すること。そのための練習法は、クラブを逆さに持っての素振りがいい。

  • シャフトとクラブヘッドのズレ以外に、ゴルフクラブの長さも影響がある。長くなる分ボールから体が離れてしまうので、ボールにきちんと当てづらくなる。

  • まずはシャフトとクラブヘッドのズレを体で理解し、そして長さにも対応できるようになって初めて、ゴルフを楽しめるようになる。

ゴルフクラブって確かにシャフトとクラブヘッドのズレがあるんですよね。

わたしもゴルフをはじめた頃は、何となく感覚でシャフトの中心をボールに合わせようとしていましたね。

シャンクの原因は、力みによる体のツッコミもありましたが、このシャフトとクラブヘッドのズレを理解していなかったこともあると思っています。

ですから、このシャフトとクラブヘッドのズレはまず知っておいてもらいたいです。

そして、クラブ逆さ素振り。これで完璧です。

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