ゴルフの魅力は、より遠くに飛ばすこともその一つであると思います。人よりも飛ばしたい欲求は、誰しも持っていると思います。
ドラコン選手なら、飛距離を追求するのは、当たり前ですが、一般ゴルファーにとって飛距離とは、何を意味するのでしょうか?
飛ぶ方が有利?
ゴルフは、飛ばないよりは飛ぶ方が有利だと言われています。
一打でより遠くに飛ばせたら、より少ない打数でグリーンまで届かせることができます。または、バンカーなどのハザードを避けるために、距離が必要だという場面でも、飛距離があれば難なくクリアできることもあります。
パー5では、2オンが狙えたり、パー4では、セカンドの距離が短くなって、より短いクラブで打てます。ですから、距離が出た方が有利だし、より楽だと思います。
しかし、有利は有利でも、必ずしも少ない打数で上がれるかといえば、そんなこともないんです。
ゴルフは上がってなんぼ
例えば、パー5で、2オンしても3パットしてしまって、パー止まり。片や、3オン、1パットのバーディーなんて、当たり前にあります。
パー4のセカンドでも、誰よりもグリーンに近くて、短いクラブで打てても、寄せられる保証はありません。確率が高いぐらいです。
飛ばし屋が、必ずしもいいスコアというわけでもないことからも、わかります。
そう考えれば、確かに有利なのは、間違いないと思いますが、スコアに結びつかなければ、意味がないと思うんです。
いくら距離が出ても、曲がる確率も上がるだろうし、闇雲に、飛距離を追い求めるのもどうかなと感じています。
飛ばしたい誘惑
そうはいうものの、ゴルファーにとって、誰よりも遠くに飛ばしたい、かっ飛ばしたい、ティーショットであのバンカーを越したいなど、そのような気持ちは、誰でも持っていると思います。
飛ばないよりは、飛んだ方がいいし、ショートホールでは、誰よりも、短いクラブで打ちたいですし。
飛距離に対して、飛ばなければ負い目を感じるし、こればっかりは、ゴルファーの性(さが)なんでしょうかね?
バランスが大事
より遠くに飛ばす魅力は確かに、捨てがたいです。でも、スコアにならなかったら、意味ないと思うんです。
人よりは飛ぶけど、曲がる確率も高いとか、上がってみれば、飛ばない人よりもスコアが悪いとか、それだとゴルフも楽しめなくなると思うんです。
飛んで、スコアもよければ、それに越したことはないですが、飛距離よりもスコアを縮めることが、よりゴルフを楽しめると考えています。
まずは、100切り。そして、90切り。次に70台と。スコアを伸ばしていく過程で、自分の技術も上がり、飛距離もついてくるのではないでしょうか?
飛距離だけにとらわれずに、ゴルフを楽しんでみてはどうでしょうか?
でも、飛距離を追求することが、わたしにとって、ゴルフの楽しみだという方もいるかもしれません。まあ人それぞれ、ゴルフを楽しめるのであれば、それはそれでいいと思います。
まとめ
- 飛距離が出た方がやはり有利?
- 結局は、上がってなんぼの世界
- 飛ばしたい欲求は、ゴルファーのさが
- 飛距離か?スコアか?楽しめるのどっち?
ゴルファーにとって、飛距離は憧れみたいなところがありますよね。
自分も飛ばしたい、パー5で2オンしたい、あのショートホールを、ピッチングで打ちたいなど。その気持ちはよくわかります。わたしもそうです。
でも、飛距離とスコアは比例しないんですよね。面白いですね。
この辺りも、ゴルフの魅力?かもしれません。